ひぐらし解の起動アイコンインストールパッケージを作ってみる。

ひぐらしのなく頃に解をインストールしてみる。の続き。
毎回スクリプトを起動するのもだるいので、起動用のアイコンを今度は自作してみることにした。

Windows上で、起動アイコンを作成する。

アイコンインストールパッケージフォルダ「higurashikai-fe_1.0.0_arm」を作成

 +--higurashikai-fe_1.0.0_arm
      +opt--QtPalmtop
              +--apps
                   +--Games
              +--bin
              +--pics
              +--pics144

まずは、こういう構造をつくる。

アイコン画像を作成する。

ひぐらし解のCDから「higurashi.ico」ファイルを取り出します。
「higurashi.ico」をpngファイルに変換し、higurashikai.pngの名称でpics144に保存。（私は、@icon変換を使いました。）
higurashikai.pngを64*64に拡大して、picsに同名で保存。（このアイコンはそのまま拡大せずに、インストールCDの画像とかで作ってもいいかも。とりあえず、めんどいのでペイントで拡大した）

デスクトップエントリーファイルを作成する

Gamesにhigurashikai.desktopというテキストファイルを作成。

[Desktop Entry]
Comment = HigurashiKai for SL Zaurus
Exec = higurashikai
Icon = higurashikai
Name = Higurashikai
Name[ja] = ひぐらし解
Type = Application
Display = 640x480/144dpi

こんな感じ。保存形式は「UTF-8」の「LF」で。

起動スクリプトを登録する。

binにhigurashikaiというテキストファイルを作成。

#!/bin/sh -f

cd /hdd3/Documents/application/higurashikai
onscripter --force-button-shortcut --disable-rescale

asciiなので文字コードはどうでもよい。ただし、改行コードはLF厳守（たぶん）。

controlファイルを作成する。

higurashikai-fe_1.0.0_arm直下にcontrolというテキストファイルを作成する。

Package: higurashikai-fe
Priority: optional
Section: misc
Maintainer: kizinaka kizinaka@kizi.mo.na
Architecture: arm
Version: 1.0.0
Description: front end package for higurashikai

保存形式は同上。とにかく、ipk作成上とても大事なファイルなので、邪険にしない事。

higurashikai-fe_1.0.0_armをZaurusに移動する。

Zaurus上での作業

ipkgビルドパッケージをインストールする。

ipkgビルドパッケージをZaurusにインストールする。

下準備

higurashikai-fe_1.0.0_armをザウルスドライブから見えないところに移動する。

Zaurusドライブから見えるところにあるフォルダは、全部大文字で登録しても、即座に全部小文字に変換されてしまうので、ここは、「/tmp/tmptmp/higurashikai-fe_1.0.0_arm」に移動した。

higurashikai-fe_1.0.0_armに「CONTROL」ディレクトリを作成して、「control」を「CONTROL」配下に移動する。

ビルド

/tmp/tmptmpで

ipkg-build higurashikai-fe_1.0.0_arm

これで、完了。

キジモナカズバ