Mac、GUIにこだわりすぎ。

WebObjectsのアプリケーションログが増えすぎた為に、HDDの容量確保の為にフォルダ内のファイルを全選択して、ゴミ箱へドラッグ。
ドラッグ中に、固まる。
固まっている間も、一度もマウスのボタンから指を話さなかったにもかかわらず、次に動き出した時には、大量のログファイルは全てデスクトップに添付されていた。しかも、デスクトップ右上に複数のファイルがスタックされた状態で、常にファイル名が更新されている。
その状態で、あらゆる操作がビジーで受け付けない。通常の操作では、この状態を脱することは不能

原因:
MacOSXが誇る、美麗なGUIにあった。あらゆる操作をアニメーションで美しく表現しようとする為、実際に行われている処理を画面上で忠実に再現しようとしすぎる為に起こる事象。
例えば、ドラッグ中は、1000個のファイルが選択されていたら、1000個のアイコンをきっちり動かそうとする。(しかもドラッグ中は半透明処理までされている)
そして、大量のファイルがデスクトップに貼られてからは、全てのアイコンを無理矢理表示しようとする為。一カ所に1000個のファイルがスタックされた状態でも、その全てを表示しようとする様子。一見、ドラッグによるコピーの作業が延々続いている様に見えるが、スタックされたファイルを順番に表示する無限ループに入っている様子。しかも、アイコンの透明部分からは常にしたのアイコンが見えているので、一度に大量のアイコンを表示、透けてしたに見えているアイコンまで再現している為に、マシンに多大な負荷を与えている。


対策1:
別アカウントでログインし直し、デスクトップ内のファイルを削除する。(このとき、ドラッグするファイル数は押さえること。許容量以上のファイルをドラッグすると、また固まって同じ事になる)
ターミナルからコマンドで削除するのが一番望ましい。
対策2:
ネットワーク上の別のパソコンから、デスクトップのファイルを削除する。このとき操作するパソコンはWindowsが望ましい。


Appleから来るメールにも、よく「スタイリッシュな」とか「最高に美しい」とか書かれているが、それはそれですばらしいことだろう。しかし、それはマシンのパフォーマンスより優先されることなのだろうか?パソコンは(AppleMacはPCではないという表現を使うことがあるが)まず動かなければ、そして快適に使えなければなんの意味もないと思う。少なくとも、設定に、GUIのエフェクトをカットする様な選択が欲しい。エフェクトがズームだろうがジニーだろうが、マシンスペックは使うのだ。
あの手のアニメーションはカットできて当たり前だと思うんだけど。
結局、この辺がシェアでWindowsに勝てない理由だろう。趣味ならまだしも、ビジネスユースならパフォーマンスは最優先されるべき。
あと、ファイルを削除する際にゴミ箱を使わない方法がわからない。そもそもないのか?結局GUIが無駄にリソース使う処理は、ターミナルでするしかないんだろうか?

MacOSXは、結構気に入っているところも多々あるので、頑張って欲しいんだけどなあ…。
でも、メインはやっぱりWindowsから離れられないな。