カスペルスキー インターネットセキュリティ 使用感

使い始めて結構な年月が経過しました。
とりあえずKaspersky Internet Security 6.0 の使用感など。

ウィルスの見地率は正直わかりません。
これ見よがしなウィルスは拾ってくれてますが、他のウィルスは、感染していないのか、スルーしているのかなんてチェックのしようが無いので。まあ、他社のオンラインスキャンでチェックすればわかるかもですが。


とりあえず、半年弱の間使ってみた感想としては、今ひとつ安心できん。ってことです。

今ひとつ安心できん理由(1)

かなりの頻度でこけます。
最初にどやねん。と思い始めた理由の一つ目です。理由もわかりました。対策もしました。
鶴亀メールで同時に複数のメールサーバにメール受信に行くとこけるわけです。つまり、複数のメールサーバに同時にPOPアクセスすると、同時に両方のサーバから受信したデータに対して、「アンチウィルス」と「アンチスパム」をやらなきゃならなくなり、メールの数が多いとパンクしてカスペ本体がこけます。で、これまたさらに悪いことに、メールサーバとのセッションが開きっぱなしになって、PC再起動するまでメールサーバにアクセスできんなってしまうこともしばしばありました。
とりあえず現在は、鶴亀メールに一度にアクセスするサーバは一箇所に限定させて動かすことで対処してます。まあ。オーバーワークなのは仕方ないとして。本体が固まった上こけるってのはどやねん。セキュリティソフトが負荷に耐え切れずこける?そこは負荷を逃がすなり分散するなりしなきゃダメでしょ。

今ひとつ安心できん理由(2)

一時期、PC起動直後に、パソコンがめちゃくちゃ重くなって、作業が一切出来なくなることがありました。
いろいろ調べてみると、起動後にパッチの更新に行って、そのあと新しい定義でウィルスチェックを行ってて、それが重たかったみたいです。重たかったのはWindowsディレクトリ配下のテンポラリファイルの一つ。そいつを消すことで、起動後にPCが使い物にならなくなるということはなくなりました。
ただ、カスペはひとたびでかいファイルのチェックを始めると、CPUをすべて食い尽くしてしまい、他の処理が一切出来なくなります。だから、PC起動後カスペがパッチのチェックを終える前に特定のファイルにたどり着き、そのファイルを消さなきゃならなかったのでかなりきつかった。
これに始まり、サイズのでかいファイルのチェックに入るとその重さは計り知れない。全ディスクチェックも、ある程度以上のサイズのファイルはスルーするようにしないといつまでたっても終了しません。
ファイルのリードと保持の仕方、もう少し見直した方がいいんじゃないですか?今時ハイビジョン動画とか扱ってる人も結構居そうだし、その辺もうちょっと考えないと。

総括

とりあえず、ノートンから乗り換えた理由、フルスキャンが最後まで行える。ってのは満たしてくれてます。
一度チェックしたファイル情報は記録しておいて、それ以降は、問題がない限りフルスキャン対象外としてスルーすることで、HDDがでかくてもフルスキャンが最後まで行える。これはまあいいです。でも、最初のフルスキャンが、一生待っても終わらないです。とりあえず、ギガオーバーのファイルは全部スキャン対象からはずさないと、ほんとに永遠に終わらないです。
で、ファイルスキャンやってる間は、httpスキャンはずっと待たされるっぽいです。よくあるのが、なんかソフトをインストールしている間、ニコニコ動画のムービーは再生できんです。しかも、インストール自体もカスペのファイルスキャンのせいでめっちゃ遅くなってしまいます。かなり痛い。



勘違いしないで欲しいのはアンチのつもりは無いってことです。私はセキュリティソフトは、セキュリティの昨日さえよければ多少は目をつぶらないと仕方ないと思ってるので。
でも、セキュリティの本体…パターンチェックモジュールとかはKasperskyが作って、アプリケーション部分…ファイル読み込んだりとか、パケット拾ったりとかそういうところはJustSystemで作るわけにはいかんの?